SEAnews 2005-10-07 ArtNo.36463

【ニューデリー】国営鉄鋼会社Steel Authority of India Ltd(SAIL)は3日、インド鉄鋼市場におけるリーダーシップを維持するため、向こう7年間に3万5000クロー(US$80.386億)を投じて設備を拡張すると発表した。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが10月3／4日伝えたところによると、SAILのV S Jain会長は3日記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると2012年までにSAIL独自の拡張計画に2万5000クロー(US$57.42億)、付加価値製品とIndian Iron and Steel Company(IISCO)の拡張計画に別途1万クロー(US$22.97億)を投資する。
Jain会長は「もし各社がその発表した計画通り拡張計画を実行するならインドは約1億トンの鉄鋼製造能力を備えることになる。これほどのスケールを実現するリソースは一体どこから来るかが問題だが、これらのプロジェクトのどれほどが実際に実行されるか、注目している」と付言した。