【コインバトール】繊維機械やその部品及びアクセサリーの昨年の生産額は1668クロー(US$3.83億)と、前年の1341クロー(US$3.08億)に比べ25%拡大した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月1日伝えたところによると、インド繊維機械製造業者協会(TMMAI:Textile Machinery Manufacturers' Association of India)のSanjay Jayavartanavelu会長は第45回年次総会の席上、以上の数字を明らかにした。それにによると、繊維産業は設備・機械の近代化や更新に積極的に投資、この結果、繊維機械業界の設備稼働率も55%に改善した。
しかし繊維機械に対する4200クロー(US$9.65億)の需要の大きな部分は輸入により満たされた。こうした傾向は繊維産業と繊維エンジニアリング産業双方の協力により是正されねばならず、繊維機械業界、取り分け紡績機械業界は設備を拡張し、増大する需要に応じる必要がある。
政府も国内繊維エンジニアリング産業を振興する諸施策を講じる必要がある。こうした施策には、繊維機械に対する消費税率の16%から8%への引き下げ、特定繊維機械に対する消費税免除期間の延長、繊維機械の生産に必要な中間材やスペア・パーツに対する消費税率の4%への引き下げ、ある種の繊維機械輸入に対する優遇関税の廃止、全ての繊維機械に対する一律10%の輸入関税適応、繊維機械の製造に必要な全てのインプットに対する一律5%の関税適応、2500クロー(US$5.74億)繊維機械産業開発基金の創設が挙げられると言う。