2005-10-05 ArtNo.36439
◆Kandla港、第13/14バース建設入札近く募集
【アーマダバード】Kandla Port Trust(KPT)は近く第13/14貨物バースの建設に関わる入札資格審査の受付を開始する。同プロジェクト資金はKPT自身が負担する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月3日報じたところによると、インド政府はグジャラート州のKandla港に新たに6つの停泊施設(berth)を設ける計画を承認した。この内、2バースの建設はKPT自身が手掛け、残りの4バースの建設はBOT(Build-Operate-Transfer)方式により民間部門に委ねる。
KPTのA. Janardhana Rao会長によると、2つの貨物バース・プロジェクトの技術顧問を選考する作業が目下進められている。第13バースの建設は2006年3月に開始され、2007年9月までに完成、第14バースは2006年6月に着工され、2007年11月までに完了する。両バースの建設コストは100クロー(US$2297万)と見積もられ、KPTの内部資金で賄う。第13/14バースの埠頭は延べ410メートル、喫水は13.5~14メートル。全長240メートル、7万5000重量トンのpost-Panamaxサイズの船舶が着岸できるようになる。
現在は11の乾貨物バースが稼働しており、設計上の年間貨物処理能力は約1000万メートルトンだが、実際には1400万トン以上が処理されている。目下、進められている第12バースの建設工事は2006年9月に完成する予定だ。第11/12バースはコンテナ貨物専用に転換される予定で、ABG Shipping Ltd/Voltri Terminalsチームが48.997%の売上げ分与を条件に同プロジェクトを落札した。現在Kandla港は年間18万6000TEU(20フィート・コンテナ換算単位)のコンテナを処理しているが、コンテナ・ターミナルが完成すれば、年間50万TEUの処理が可能になる。
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