2005-10-03 ArtNo.36437
◆Dr Reddy's、デンマーク企業と糖尿病薬共同開発
【ハイデラバード】Dr Reddy's Laboratories Ltd(DRLL)はデンマーク企業Rheoscience A/Sと、タイプ2糖尿病の治療に用いられるPPAR(ペルオキシゾーム増殖剤応答性受容体:peroxisome proliferator-activated receptor)ガンマ作動薬(gamma agonist)『Balaglitazone (DRF 2593)』を共同で開発し、商業化する契約を結んだ。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが9月30日報じたところによると、RheoscienceはDRF 2593の第3次臨床試験の全コストを負担、DRLLはRheoscienceに開発コストの分担分として一定額を前払いする。同前払いの額は明らかにされていない。両社の合意の下、Rheoscienceは欧州連合(EU)及び中国におけるマーケッティング権を、DRLLは米国とその他の地域のマーケッティング権を、それぞれ保持する。RheoscienceはDRLLに代わり、米国における全ての認可手続きを引き受ける。米国食品薬品局(USFDA)の認可が得られたなら、DRLLはRheoscienceにさらに一定額を支払う。両社の提携は、商業化が完了した時点から10年間維持される。契約の詳細は明らかにされていない。
|