SEAnews 2005-10-03 ArtNo.36431

【ニューデリー】Godrej Appliances Ltd(GAL)はPanasonicとインド家電市場における提携交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが9月30日消息筋の言として伝えたところによると、Godrej & Boyce Manufacturing(GBM)のJamshyd N Godrej会長兼ＭＤは数ヶ月前に日本に赴き、松下電器幹部と様々な提携の可能性を協議したようだ。この種の可能性には、GodrejのNational Panasonic India (NPI)への出資、Panasonic製視聴覚機器のディストリビューションが含まれる。何れの場合もGodrejは独自のディーラー網を通じてPanasonic製品をディストリビューションすることになる。
しかし以上の消息に関して両社ともにコメントを控えている。Godrejは今年初にDVD製品と電子レンジを発売、2006年2月にはカラー・テレビジョン(CTV)の発売も準備、耐久消費財市場進出に拍車を掛けている。Panasonicと提携することにより、Godrejは迅速にブラウン・グッズ・セグメントに進出、手掛ける品目も拡大し、多くの商品をそろえた韓国のLG／Samsungに対抗できる。これに対して松下は新たな流通チャンネルを手に入れることができると言う。