2005-09-30 ArtNo.36415
◆LG、08年までにRanjangaon工場にUS$2億投資
【ニューデリー】LG Electronicsが完全出資するLG Electronics India (P) Ltd (LGEIL)は、2008年までにマハラシュトラ州Pune市Ranjangaonの工場にこれまで実行されたものも含め900クロー(US$2.067億)を投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月29日伝えたところによると、昨年10月に稼働した同工場はテレビジョン、冷蔵庫、電子レンジの他、2008年までにDVD writerを3300万ユニット、2010年までに携帯電話端末を2000万ユニット、それぞれ製造することを目指している。
今年1月以来の輸出売上げは1億米ドルをマーク、12月末までに別に3500万米ドルの輸出を見込んでいる。
LGEILは来年2億4000万米ドル、2010年までに10億米ドルの輸出を目標にしており、年間成長率82%を見込んでいる。
LGEILのK. R. Kim重役(MD)は28日記者会見し以上の輸出目標を明らかにした。同氏によると、LGは今後インドを中東、アフリカ、独立国家共同体(CIS)、南アフリカ向け製品の輸出ハブとして一層重視して行く。また輸出向け製品の製造は、コスト効果を配慮し、ウッタルプルデシュ州Greater Noida工場からRanjangoan工場にシフトする。コンポーネントをRanjangoan周辺で調達、Mumbai港から輸出することにより、コスト効率の改善が望める。今年末までに既存製品の変形モデル20~25種を発売する。LGEILの昨年の年商は6500クロー(US$14.93億)に達し、親会社の売上げに5%貢献したと言う。
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