2005-09-28 ArtNo.36406
◆ジャールカンド州政府、Mittal Steelのメガ鉄鋼計画認可
【ジャムシェドプル】ジャールカンド州政府は23日、Mittal Steel Corporation(MSC)の総コスト4万2000クロー(US$96.463億)、年産1200万トンの鉄鋼プロジェクトを承認した。
インディアン・エクスプレスが9月24日報じたところによると、ジャールカンド州政府はMSCが同州で採掘した鉄鉱石の30%を輸出すると言う条件を取り下げた後、プロジェクトを承認した。最近、ジャールカンド州政府はTata Steel Ltd(TSL)と、より大規模な年産1500万トンの鉄鋼プロジェクトに関する覚書を交換しており、このことがMSCに鉄鉱石の30%を輸出すると言う条件を取り下げさせる圧力になった可能性がある。ジャールカンド州政府のMadhu Koda鉱業地質学部長によると、州政府はこの日MSCから提出されたプロジェクト・レポートに変更も条件も加えず承認した。州政府はそのことをMSCに伝え、覚書交換の準備を促す予定だ。何時覚書を交換するかは、MSC次第と言う。
一方、MSCのNarendra Chaudhury取締役に率いられるチームは23日、West Singhbhum県Manoharpur/Seraikela-Kharswan県Chandil/Seraikela-Kharswan県Kandra/East Singhbhum県Chakuliaの工場候補地をヘリコプターで視察した。MSCチームは7月初めにはジャールカンド州南部の4サイトを視察している。
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