SEAnews 2005-09-28 ArtNo.36404

【ムンバイ】今月の二輪車販売台数は9月19日から10月2日にわたるヒンドゥーの忌み月『Pitrupaksha(陰15日)あるいはShradh』の効果で20％下降するものと見られる。
ビジネス・スタンダードが9月27日、マハラシュトラ州Mumbai拠点の自動車ディーラーらの言を引用し報じたところによると、全国の他の地域でも状況は似たり寄ったりと見られる。
Sah & Sanghiのオフィシャルは「平時は月間約400台を販売しているが、Shradh期間には30％の落ち込みが予想され、9月を通じた販売台数も20％下降するだろう」と語った。Hero Hondaのディーラーは、ムンバイにおけるバイク販売は20～30％落ち込むと予想した。
カー・メーカー、Hyundai、Toyota、Maruti、Tata Motors、Honda、Ford、Fiat、Mahindra & Mahindraのムンバイ拠点のディーラーも9月の販売台数が約10％下降すると予想した。Mahindra & Mahindra幹部は、「9月はPitrupakshaにまたがるため、例年売れ行きが鈍るが、祝祭日シーズンの到来に伴い回復するだろう」と語った。Fordはshradhの影響を配慮して売れ筋Ikonの価格を最近5万5000ルピー引き下げた。
Hyundai Jayabharat Automobilesの幹部によると、9月の販売は10％ほど下降するものと見られ、低調な顧客の購買意欲刺激を目指し、Hyundai Accent購入者には1万2000ルピー、Hyundai Elantra購入者には3万ルピーの値引きをオファーしていると言う。