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2005-09-28 ArtNo.36403
◆日本自動車メーカーのインド市場開拓に拍車
【ニューデリー】日本自動車メーカー各社は、エンジンを全開、インド市場開拓に拍車をかける姿勢を見せている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月24日報じたところによると、これらのメーカーはインド乗用車市場における製品ポートフォリオの拡大を図っているだけでなく、これまで未開拓だった商用車やトラクター・セグメントへの進出も図っている。
Swaraj Mazdaの持ち分を41%に拡大した住友はSwaraj Isuzuブランドの中・大型商用車をインド市場に紹介するものと見られる。一方、ヤンマーはInternational Tractors Ltd権益買収に触手を動かしており、実現すれば、中国製トラクターに続き、日本製トラクターがインド市場に流入する可能性がある。
10月半ばに125ccバイク“Heat”を発売、インド二輪車市場に復帰するスズキは、同市場の台風の目になるものと見られる。こうした中で既存のHonda Motorcycle and Scooter IndiaとYamahaも製品ポートフォリオの拡大を準備している。
スズキは二輪車プロジェクトに当面約200クロー(US$4593万)を投資すると同時に、乗用車市場では3272クロー(US$7.51億)を投じて乗用車とエンジン及びトランスミッションの製造施設を新たに設ける。
Honda Siel Cars India Ltd(HSCIL)が650クロー(US$1.49億)を投じてウッタルプルデシュ州Greater Noidaの製造施設の年間キャパシティーを現在の3万台から10万台に拡大すれば、Toyota Kirloskar Motor Ltd(TKML)も向こう数ヶ月中に第2工場建設の方針を決め、小型乗用車をインド市場に投入する計画の実現を図るものと見られる。消息筋によると同社は北部地区に第2工場を建設することを計画しているようだ。
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