【北京】Tata Consultancy Services (TCS)は、来年初から中国政府及びマイクロソフトと手を結び情報技術(IT)アウトソーシング・サービス及びソリューションを提供するのに伴い同社の中国ビジネスに大きな弾みがつくものと期待している。
デカン・ヘラルドが9月26日報じたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)が組織したインドIT企業最高経営者(CEO)代表団を率いて中国を訪問中のTCSのS Ramadorai重役(CEO/MD)はPTI通信に以上の期待を表明した。
それによると『TCS-Sino-India Cooperative Office (SICO)-Microsoft』ベンチャーは2006年第1四半期から業務を開始する。合弁会社は北京中関村軟件園(Beijing's Zhongguancun Software Park)を拠点に世界中、取り分け米国、欧州、中国を含むアジア太平洋地域に、そのサービスとソリューションを提供する。成長する中国のソフトウェア産業のモデルとして新ビジネスを立ち上げるのが、主要な目的である。
TCSは2002年から中国におけるビジネスを開始、杭州に設けた国際配送センター(Global Delivery Centre)を通じて世界/域内/国内の顧客にサービスとソリューションを提供して来た。TCSは100%出資のTata Information Technology (Shanghai) Co Ltdも上海に設立したと言う。