【ムンバイ】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点にする地元製薬会社Matrix Laboratories Ltd(MLL)は、南アフリカのAspen Pharmacare Holdings Ltdとの合弁事業に対する資産及び技術の移転に伴い3600万米ドルの収入を得る。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月23/24日伝えたところによると、移転資産にはハイデラバードに設けた薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)施設、ある種のAPI技術及び知的財産が含まれ、MLLは2006年1月に上記の金額を受領する。ハイデラバードのAPI施設は米国食品薬品局(USFDA:US Federal Drug Administration)及び世界保健機関(WHO)の認可を得ている。AspenはAstrix Laboratories Ltdと命名される予定の合弁会社の50%のシェアを取得する代償として3650万米ドルを支払う。合弁会社はAspenに抗レトロウイルス(ARV:anti-retroviral)APIを供給する。
一方、MLLはAspenが南アフリカに設けた子会社Fine Chemical Corpの50%のシェアを2000万米ドルで買い取る。