【ニューデリー】インド製薬産業の年間売上げは2003-04年の3万9000クローから2007-08年までに6万クロー(US$137.80億)に年率11%の成長を遂げるものと見られる。
エコノミック・タイムズが9月22日報じたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)のMahendra K Sanghi会頭はこのほど以上の調査結果を報告した。それによると製薬業の輸出売上げは、規制の厳しい米国や欧州市場への後発医薬品(generic drugs)輸出の拡大に支えられ、2003-04年の1万5500クロー(US$35.60億)から3万クロー(US$68.90億)に年率約18%の成長を見るものと予想される。
今年だけで400億米ドル、2008年までに別に700億米ドルの薬品の特許が失効、米国と欧州だけで、その額は650億米ドルにのぼる。インド企業は後発医薬品市場に追加されるパイの30%のシェアを手に入れるものと見られる。
インドの製薬会社は低コストと高品質のマンパワーを武器にアフリカ等の未開拓市場を開拓できる。新特許制度の下、研究開発(R&D)活動が益々重視されるようになり、国内製薬産業の再編が進む見通しと言う。