2005-09-26 ArtNo.36389
◆Hindustan Petroleum、グジャラート州にLNGターミナル計画
【ムンバイ】国営石油会社Hindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)は、グジャラート州北部Mundraに少なくとも500万トンのキャパシティーの液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する可能性を検討している。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月23日報じたところによると、HPCLのMahesh B Lal会長兼MDは22日催された年次総会の席上、独自のLNGターミナルを建設する計画を明らかにした。それによるとコンサルタント会社が事業化調査を進めており、3ヶ月以内に結果が報告される。HPCLはOil and Natural Gas Corporation(ONGC)と合弁でカルナタカ州MangaloreにLNGターミナルを設ける可能性も検討している他、Shellのグジャラート州Haziraターミナルの26%の権益取得を原則的に承認、目下デュー・ディリジェンスを進めている。
アンドラプラデシュ州Vizag製油所の2005年7-8月の精製マージンは1バレル8米ドルと、1バレル5米ドルの平均を上回った。
HPCLは芳香族の製造を通じ、石油化学ビジネスを強化することも検討している。これは石油精製ビジネスの付加価値を高めることにつながる。
今会計年度の資本支出は1万1000クロー(US$25.26億)を予定、内合弁事業、新パイプライン、グリーン燃料プロジェクトに約2000クロー(US$4.59億)、製油所の近代化とアップグレード及び新規プロジェクトに5000クロー(US$11.48億)を投資する。
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