SEAnews 2005-09-26 ArtNo.36383

【ニューデリー】地場二輪車メーカー2社、Bajaj Auto Ltd(BAL)とTVS Motor Company(TVSMC)は、来年半ばに相前後してインドネシアにおける製造業務を開始、ASEAN市場の開拓に乗り出す見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月24日報じたところによると、ＢＡＬのRahul Bajaj会長は2006年上半期にインドネシアにおける製造業務を開始する方針を明らかにした。それによるとＢＡＬは95％出資する現地合弁会社を通じて、インドネシアにおける製造業務に乗り出す。同時にディーラー網を設け、Pulsar、Discover等のモーターサイクルを主に販売するとともに、三輪車の販売も手掛ける。BALは昨年インドネシアに代表事務所を開設した。ＢＡＬはフィリピンではKawasaki Motor Philippines Corporationを独占ディストリビューターに指名し、二輪車の販売を開始したが、インドネシアには独自の流通網を構築する方針だ。
一方、TVSMCは来年7月までにインドネシアにおけるモーターサイクルの試験生産を開始する計画だ。同社はインドネシアに年産50万台の工場を設け、ASEAN市場の開拓を図ると言う。