SEAnews 2005-09-23 ArtNo.36374

【コルカタ】西ベンガル州Bankura県DurlavpurのMejia火力発電所とジャールカンド州Bokaro県のChandrapura火力発電所の500ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)拡張計画を完了したDamodar Valley Corporation (DVC)は発電能力の一層の拡張を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月21日報じたところによると、ＤＶＣは南ベンガルに2000ＭＷの新発電施設を設けることを計画するとともに、ジャールカンド州Kodarmaにメガ発電所を建設するための地質調査も進めている。
西ベンガル州Durgapurに2 × 500 MWの発電所を設ける計画は、環境認可の取得が難しいことから、Durgapur-Asansol炭田地帯の別の場所に設ける可能性も研究、同時に発電能力を2000ＭＷに拡大する話し合いも進めている。環境森林省はDurgapurの現在の建設候補地の大気と水質の汚染レベルは既に限界に達しているとし、認可を保留している。Power Finance CorporationともDurgapurプロジェクトの金融問題に関する協議を重ねて来たＤＶＣオフィシャルによると、環境省との話し合いは依然続けているものの、同社は周辺の別の候補地を物色していると言う。
消息筋によると、ＤＶＣは電力省の指示を受け、ペンディングされた複数のプロジェクトに対する見直しを開始したと言う。