SEAnews 2005-09-23 ArtNo.36371

【バンガロール】ドイツの半導体メーカー、Infineon Technologies AG(ITAG)傘下のInfineon Technologies India Pvt Ltd(ITIPL)は、向こう18ヶ月間にカルナタカ州Bangaloreの研究開発(R&D)センター・スタッフを現在の550余人から800人に増員する。
デカン・ヘラルドが9月21日報じたところによると、ITIPL法人ソフトウェア部門主任も務めるS Surya上級副社長兼ＭＤは20日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、目下のところスタッフの70％はソフトウェア・エンジニアで、残りの30％はハードウェア・エンジニア。バンガロール市内WhitefieldのInternational Technology Park Ltd(ITPL)に設けられたＲ＆Ｄセンターには、これまでに1億5000万米ドルが投資されたが、スタッフの増員に伴い投資も拡大される。
ＩＴＡＧは全世界に34のＲ＆Ｄセンター網を設けており、その一翼を担うバンガロール・センターは、ソフトウェアの開発、ハードウェア・デザイン、セールス及びマーケッティングを手掛けている。有線・無線通信や自動車関連の半導体チップの設計／開発を中核業務としている。
1997年にSiemens Semiconducted India Pvt Ltdとして発足し、1999年にInfineon Technologiesに社名を改めた。2000年からソフトウェアの開発を、2003年からハードウェアのデザインを、それぞれ開始した。
ミュンヘン拠点の親会社は自動車、産業、その他の業種向けに通信用途の半導体やシステム・ソリューション、メモリ製品を提供、2005年9月期9ヶ月間の売上げは50億2800万ユーロを記録したと言う。