2005-09-21 ArtNo.36360
◆電子産業、5年後にUS$400億に:PHD商工会議所
【ニューデリー】インドの電子産業市場は今日の175億米ドルから2010年には400億米ドルに成長する見通しだ。
エコノミック・タイムズが9月16日報じたところによると、PHD商工会議所(PHDCCI:Punjab, Haryana and Delhi chambers of commerce and industry)のK N Memani会頭はこのほど以上の見通しを発表した。それによると、耐久消費財市場は過去10年間に300%成長、冷蔵庫のユニット販売は1995-96年の180万台から2004-05年の450万台に、カラーテレビジョン(CTV)は同170万台から620万台に、それぞれ拡大した。コンピューターとそのハードウェア・コンポーネントは2004-05年に複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)23%を記録、国内電子産業のこうした成長基調が維持されるなら2010年までに400億米ドルの大台にのる見通しだ。3億5000万人の中産階級の購買力拡大と値下がりにより、電子産業の成長は一層加速するものと見られる。しかし現在既に2720億米ドルの市場規模を有する中国の電子産業と競争するためには、コストを一層削減し、生産効率を高める必要があると言う。
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