1995-10-21 ArtNo.3636
◆STIC会長、<緬>訪問、工業パーク事業等で直談判?
【シンガポール】シンガポール・テクノロジー・グループのヨー・ニンホン会長は19日、ヤンゴンに赴いたが、4日間の滞在期間には国家法秩序回復評議会第1書記のキン・ニュン少将を初めとするミャンマー政府要人と工業パーク開発事業等の問題を直談判するものと見られる。
消息筋によれば、工業パークの候補地はヤンゴン空港とパゴの新空港建設地の中間に位置し、目下500haの土地の価格問題が懸案事項となっている。しかし協議は数カ月以内に妥結し、乾期の間に着工されるものと予想されている。インドネシアのバタム、ビンタン両島や中国の無錫における工業パークの開発を手掛けるシンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コープ(STIC)がミャンマー政府機関と合弁で同プロジェクトを進めるものと見られ、同社は既に複数の日系企業に工業団地への入居の意向を打診していると言われる。ヨー会長はこの他、マンダレー空港建設事業問題もミャンマー当局と協議するものと見られる。STICは去る7月に総額5億Sドル余の同空港の設計/建設に関する覚書に調印している。(BT:10/20)
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