2005-09-21 ArtNo.36354
◆Avesthagen/Meditab、合弁で生物製剤工場建設
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点の生命科学会社、Avestha Gengraine Technologies Pvt. Ltd(AGTPL)は、マハラシュトラ州Mumbaiベースの製薬会社Meditab Specialities Pvt. Ltd(MSPL)と合弁で、バンガロールに生物製剤(biologicals)製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月18日報じたところによると、AGTPLはこのほど以上の発表を行った。それによると、第1段階の製造施設は2006年第2四半期までに、第2段階の製造施設は2008年に、それぞれ稼働する。
米国食品薬品局(US FDA)の基準を満たした合弁会社Avesta Biotherapeutics Pvt. Ltd (ABPL)は、AGTPLが目下開発中の新世代の標的療法薬(targeted therapies)を製造、生物製剤の共同開発や契約製造の機会も探る。
AGTPL創設者でもあるVilloo Morawala Patell重役(CEO)によると、合弁会社の設立は生物製剤開発の最初のステップである。
この他、AGTPLは生物療法製品を開発するためCipla Ltdと提携した。同提携の下、2006年末には最初の製品を発売できる見通しだ。同製品はCiplaの流通チャンネルを通じて販売する。生物製薬(biopharmaceutical)プログラムには、自己免疫疾患(autoimmune disorders)や癌治療薬の開発が含まれる。
インドの生物製薬市場は目下2億米ドルと見積もられるが、2007-08年までに33億米ドルに成長、遺伝子組み換え薬品、ワクチン、モノクローナル抗体(monoclonal antibodies)が、大きな部分を占める見通しだ。ABPLは海外市場進出を梃子にこうした機会を開拓することを目指している。
AGTPLはまた、1、2年内に臍帯血バンクを設けることを検討しており、既存のファーマコゲノミクス(Pharmacogenomics)プログラムと臍帯血バンクを統合する計画と言う。
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