【ジャイプル】ラジャスタン州政府は2011-12年末までに4500MW(メガワット)の発電能力を追加する野心的な計画を立案した。
インディアン・エクスプレスが9月18日伝えたところによると、ラジャスタン州政府のGajinder Singhエネルギー部長は、インド独立電力供給業者協会(IPPAI:Independent Power Producers Association of India)と電力省がラジャスタン州Jaipurで共催したセミナーの会場で同紙に以上の計画を語った。それによると、州政府は電力部門への民間投資を奨励するとともに、風力と褐炭をベースにした発電に注目しており、風力により2000MW、褐炭により1000MWの電力を生産する計画を既に立案している。また改革の一環として送電網(feeder)の修復に5000クロー(US$11.48億)を投じる方針を決めた。
州政府はまたイラン・パキスタン・インド・ガス・パイプライン計画の行方に注目している。実行が決まれば、同パイプラインは、ラジャスタン州を通過し、様々な産業に燃料を供給することになると言う。