2005-09-19 ArtNo.36344
◆PowerGrid、近く送電網工事2件の入札募集
【ニューデリー】国営送配電会社Power Grid Corporation of India Ltd (PGCIL)は、1ヶ月以内に西部地区の送電網を補強する2件、合計見積もりコスト約2500クロー(US$5.74億)のプロジェクトの入札を募集する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが9月16/17日伝えたところによると、PGCILのR.P. Singh会長兼MDは15日催されたセミナーの会場で以上の消息を語った。プロジェクトを加速する狙いから、事前審査のないシングル・ステージの入札を予定している。プロジェクトにはグジャラート州とマハラシュトラ州南部における送電網の拡張が含まれ、100%民間部門に委ねられる。何れも2009年までの完成が目指される。これらはマドヤプラデシュ州にまたがる4件のプロジェクトの内の2つで、残りの2件はPGCIL自身が手掛ける。
これらのプロジェクトはPGCILとReliance Energy Ltd(REL)の間の紛争を引き起こした経緯がある。RELは中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)に、上記の地域に独自の送電網を敷設するライセンスを申請した。CERCはRELの申請を却下したが、民間部門により手掛けられる上記2件のプロジェクトに入札することを認めた。
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