2005-09-19 ArtNo.36341
◆RINL/NMDC、チャッティースガルに海綿鉄工場建設
【ヴィサカパトナム】国営Rashtriya Ispat Nigam Ltd (RISL)とNational Mineral Development Corporation (NMDC)は16日、チャッティースガル州にペレット/海綿鉄工場を設ける合弁覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月17日報じたところによると、RISL傘下のVisakhapatnam Steel Plant(VSP)はこの日以上の発表を行った。それによるとRINLのY. Sivasagara Rao会長兼MDとNMDCのRamesh Kumar会長兼MDが関係覚書に調印した。これによりチャッティースガル州は鉄鉱石の付加価値を高め、NMDCは鉱山リース権を手に入れ、RINLは拡張計画に必要な原料を確保できる。プロジェクト・コストの見積もりやその他の詳細はこれから詰められる。
RINLは鉄鋼の年産能力を現在の360万トンから630万トンに拡張する計画で、政府の認可を待っている。しかし同社はキャプティブ鉄鉱山を保持せず、鉄鉱山の取得を目指しているが、はかばかしい進捗を見ていない。同社はオリッサ州とチャッティースガル州に鉄鉱山のリースを求めているが、両州は何れも州内における鉄鉱石の加工処理を要求している。
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