2005-09-19 ArtNo.36340
◆Honda Motorcycle and Scooter、依然膨大な受注残高に直面
【ニューデリー】Honda Motorcycle and Scooter India (HMSI)は、生産量の大幅な落ち込みを来した労使紛争を8月初に解決したものの、依然として膨大な受注残に直面している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月16日報じたところによると、スクーターActivaの購入待ち時間は2~3週間にのぼる。HMSIスポークスパースンによると、現在工場の日産量は2000台と最適なレベルを実現しているが、これを2200台に増やし、受注残の一掃を目指している。
HMSIの2005年4-8月の販売台数は15万3208台と、昨年同期の17万7903台を13.9%下回り、市場シェアも46%から43,7%に下降した。HMSIの売上げの下降は、スクーター産業全体にも影響を及ぼし、8月の業界全体のスクーター販売台数は昨年同月比6%減の7万6426台にとどまった。
業界アナリストによると、過去数年のスクーター市場の復調はHMSIのパフォーマンスにより牽引されて来た。昨年のスクーター販売は前年比4.2%増の92万3566台に達したが、企業レベルでは、HMSIとTVS Motorがプラス成長を記録したのみで、残るスクーター・メーカー5社は何れもマイナス成長を記録した。
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