【ニューデリー】Container Corporation of India (Concor)は向こう5年間にコンテナの購入、内陸コンテナ・デポの開発、合弁事業、その他の国内プロジェクトに2500クロー(US$5.7418億)の資本支出を行う。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月18日報じたところによると、Concor幹部は同紙に以上の消息を語った。それによると2005-06~2009-10年の間に毎年約500クロー(US$1.1484億)の資本支出を予定している。
毎年少なくとも1000両の貨車を購入、同目的のために250~300クロー(US$5742万-6890万)を支出する。過去15ヶ月間に高速貨車1800両を購入、2005-06年には別に1300両の購入を予定している。2006-07年の購入契約をほぼ完了した同社は2007-08年分の約1000両の入札を準備している。
Concorはまた自動車輸送やコールド・チェーン等の合弁プロジェクトを検討している。ドア・ツー・ドアの自動車輸送網を構築するため、パートナーを務める道路輸送会社を物色している。
国内市場及び輸出向け生鮮食品の輸送を手がける総合的なコールド・チェーン設備の開発を準備、農産物・加工食品輸出開発局(APEDA:Agricultural and Processed Food Products Export Development Authority)、州政府、協同組合等と、戦略提携交渉を進めている。デリーにおける貯蔵施設の建設とその運転、冷蔵施設付きトラックもしくはバンによる生産/収集/加工処理施設のリンクのコストは110クロー(US$2526万)と見積もられる。
Concorは、Hindustan Aeronautics Ltdと手を組み、マハラシュトラ州Nashikに航空貨物コンプレックスの建設を計画しており、そのコストは8~10クロー(US$184万-230万)と言う。