2005-09-19 ArtNo.36338
◆GE Shipping、オフショア・サービス子会社設立
【ムンバイ】Great Eastern Shipping Ltd(GESL)取締役会は15日、オフショア・サービス・ビジネスを別会社Great Offshore Ltd(GOL)として分離独立させることを承認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月16日伝えたところによると、GESL株主には、GESL株5株に対して額面10ルピーのGOL株1株が無償で発行される。同時に既存のGESL株5株は額面10ルピーの新GESL株4株に転換される。換言すれば、既存のGESL100株は、新GESL株80株とGOL株20株に転換される。払込資本38.07クローのGOLを分離・独立させた後、GESLの払込資本は現在の190.34クローから152.27クローに縮小する。2005年4月1日時点のGOLの純資産(net worth)は446.12クロー、GOSLのそれは1741クロー。GOLの負債は227クロー、GESLのそれは1850クロー。以上の配分は公認会計会社Deloitte Haskins & Sellsと独立評価会社Kalyaniwalla & Mistryの提案に基づくもの。
新会社GOLの采配を委ねられたVijay Sheth氏によると、オフショア支援船舶18隻、タグ・ボート11隻、合計32隻と従業員約80人が新会社に移転され、新会社は掘削サービス、海事ロジスティクス、海事建設、港湾/ターミナル・サービスを手掛ける。新会社はその資本支出計画に基づき7500万米ドルを投じ、船舶6隻を追加購入する。
新会社の分離独立後も株主パターンに変更は加えられず、両社の取締役会は相互に独立したものになる。新会社は4~6ヶ月以内に上場される。分割の目的は、それぞれがそれぞれのビジネスに照準を合わせ、株主価値を解放することにあると言う。
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