【ニューデリー】インドの今年8月の輸出総額は73億米ドルと、昨年同月の58億米ドルに比べ24.9%増加した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが9月14日、商業情報・統計総局(directorate general of commercial intelligence and statistics)発表の暫定統計数字を引用し報じたところによると、今年8月の輸入は104億米ドルと、昨年同期の79億米ドルを32.44%上回った。
Kamal Nath商工相は、マハラシュトラ州Mumbaiを襲った洪水の被害やその他の阻害要因にも関わらず、8月に25%の成長が記録されたことは、インド経済の輸出競争力の高さを証明しているとコメントした。商工省筋によると化学品/化学関連品、機械、海産品、農産品、農業関連品等、幅広い品目の輸出が好調な伸びを見た。
今年初5ヶ月(2005/4-8)の輸出も357億米ドルと、昨年同期の290億米ドルに比べ23%成長した。
今年初5ヶ月の輸入は531億米ドルと、昨年同期の388億米ドルを37.07%上回った。石油輸入は同期間に120億米ドルから164億米ドルに36.87%、非石油輸入は同268億米ドルから367億米ドルに37.16%、それぞれ増加した。非石油輸入の年初5ヶ月の急増はインド国内経済の活況を反映している。
この結果、今年初5ヶ月の貿易赤字は、昨年同期の97億米ドルから174億米ドルに79.2%増加した。