2005-09-16 ArtNo.36326
◆Sanyo-BPL、来月初にハイ&マス・エンドCTV発売
【バンガロール】サンヨーと地元パートナー、BPLの50:50の合弁に成るSanyo BPLは、来月初にカラー・テレビジョン(CTV)やその他の家電製品をインド市場に投入する。
ビジネス・スタンダードが9月14日、Sanyo-BPL筋の言として伝えたところによると、BPLはマス・マーケット向けCTVを手掛け、ハイエンド製品に照準を合わせるサンヨーは、CTVの他、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン等の家電製品を発売する。
新会社は、カルナタカ州Bangaloreやニューデリーのディーラーと詳細に関する打ち合わせを進めている。消費者は依然としてBPLブランドに対する好ましい印象を抱いており、こうしたエクイティーを十分に活用するとともに、サンヨーの先端技術、ハイエンド製品をアピール、Sony、LG、Samsung等と競争する。
向こう9~12ヶ月間はブランド・ビルディングに力を集中、サンヨー・ブランドのプレゼンス強化に力を入れるが、BPLブランドの補強も忘れない。今年から来年にかけてこの種の活動に60クロー(US$1378万)前後を投じる。
新会社の最高経営者(CEO)はBPLのAjit Nambiar氏が務める。サンヨーは北米事業のトップをこれまで務めて来たKeiji Oshima氏を合弁会社の業務主任(COO)に指名した他、財務主任(CFO)も送り込む。
サンヨー製品の大部分はタイとベトナムの工場から調達する。インドとタイが最近自由貿易協定(FTA)を結んだことも、合弁会社に有利に作用する見通しだ。CTVモデル・コンポーネントの輸入は既にスタートしており、バンガロールとウッタルプラデシュ州Noidaの工場における生産も間もなく開始される。また契約製造のオプションも検討すると言う。
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