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2005-09-16 ArtNo.36324
◆Tecumseh、ロータリー・コンプレッサー製造ライン稼働
【ハイデラバード】米国を拠点にする年商20億米ドルのコンプレッサー・メーカー、Tecumseh Products Company(TPC)傘下のTecumseh Products India Ltd(TPIL)はアンドラプラデシュ州Hyderabad市内Balangarに設けた年産75万ユニットのロータリー・コンプレッサー製造ラインを稼働させた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月13日報じたところによると、TPILのVipin Sondhi重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、ＴＰＣは同工場を域内の輸出拠点にする方針だ。同工場では1.5～2トンのロータリー・コンプレッサー6モデルが製造される。ロータリー・コンプレッサー需要のほぼ90％が同カテゴリーに属している。これらの製品は暖冷房双方の機能を備え、エネルギー効率が高く、摂氏54度の密閉状態でも機能する。このため国内及び海外のＯＥＭ(original equipment manufacturers)需要が極めて旺盛だ。新施設は、Tecumsehが域内に設けた唯一のロータリー・コンプレッサー工場で、中国、西アジア、その他の地域の需要に応じる。
TPILはまた、安定装置の助けを借りずに電圧の大きな変動に耐えられるコンプレッサーの製造を計画している。この種の製品はインドのような市場に最適である。
TPILのJ.D. Chatterjee副社長によると、国内コンプレッサー市場の80％がロータリー技術を採用しているが、これまでは中国と東南アジアからの輸入に依存して来た。また過去3年間、ロータリー・コンプレッサー市場は年率30～35％の成長を遂げていると言う。
TPILはハイデラバードとハリヤナ州Ballabhgarhに工場を有し、2004年の年商は480クロー(US$1.1億)、今年は600クロー(US$1.38億)を見込んでいる。
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