NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2005-09-14 ArtNo.36310
◆トラクター産業、二桁成長持続、調整期間近?
【ニューデリー】トラクター産業は引き続き二桁成長を続けているが、業界内には調整期が近づいているとの観測が高まっている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月12日報じたところによると、今年に入って既に大型買収2件が生じており、今月末に第3の取引が発表されるものと予想されている。
先ずEicherグループのトラクター・ビジネスがTractor and Farm Equipment (TAFE)により310クロー(US$7120万)で買収され、TAFEは国内トラクター企業ナバー2に浮上した。最近、Larsen and Toubro(L&T)はJohn Deereとのトラクター合弁事業から撤収した。
一方、日本のヤンマーは、Sonalikaブランドのトラクターを販売する北部拠点のInternational Tractors Ltd (ITL)の権益買収を図っている。ITLはprivate equity partnerにも少数権益の売却を図っているようだ。こうした動きは合弁パートナーのRenaultが20%の持ち分売却を図ったのに続いて生じた。消息筋によるとprivate equity firmは5%、ヤンマーは15%のITL権益を手に入れるものと見られる。
業界アナリストによると、インド・トラクター市場には11のプレーヤーが割拠しているため、調整期は持続するものと見られる。多国籍企業が、地元企業の権益を買収するなら、インド市場進出の足場を得られるだけでなく、低コストな製造拠点としてインドを利用することもできる。New HollandやSame Deutz-Fahrと言った多国籍プレーヤーは既にインドを製造・輸出拠点として利用している。
昨年(2004-05)のトラクター販売は24万7351台と、前年の19万1673台に比べ約30%増加した。今年第1四半期の販売台数も6万6941台と、昨年同期に比べ14.5%の成長を見ている。アナリストらは、今年通年の販売台数は2000年に記録された27万台の最高記録を凌ぐものと予想している。トラクター販売台数は1999-2000年の27万台をピークに2002-03年の17万台にまで下降したが、2003-04年には10.5%増の19万台に回復した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.