2005-09-14 ArtNo.36304
◆鋼材、電力供給制限でトン当たり2000ルピー値上がり
【ムンバイ】電力の供給制限に伴い誘導炉(Induction Furnace)100基ほどが影響を受けるとの懸念から、北部を中心にあらゆるカテゴリーの鋼材のメートル・トン当たり価格が1500~2000ルピー上昇した。
ビジネス・スタンダードが9月10日伝えたところによると、『Steel Town Weekly』のAnil Suraj重役(MD)は「政府の指示によりこれらの誘導炉は過去5日間電力供給を制限されている」と語った。それ自身圧延工場と誘導炉を経営するSuraj氏によると、政府は電力供給制限の理由を明示していないが、雨不足が原因と見られる。電力供給は9月15日には平常に戻るはずだ。影響を受けた地域にはデリー州、ヒマチャルプラデシュ州、ジャム&カシミール州、パンジャブ州が含まれる。これらの地域には、各平均日産40メートル・トンの約100基の誘導炉が存在する。鋼材の値上がりは一時的なもので、電力供給が回復するなら元に戻る見通しと言う。
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