2005-09-14 ArtNo.36303
◆Mittal Steel、近く1200万トン鉄鋼計画覚書に調印?
【ニューデリー】Mittal Steel Corporation(MSC)が採取した鉄鉱石の30%を輸出する計画を見合わせる方針を決めたことから、同社がジャールカンド州に1200万トン鉄鋼プラント設けるプロジェクトの主要な障害が除かれ、来月第1週にも州政府との間で関係覚書が取り交わされる見通しだ。
エコノミック・タイムズが9月12日報じたところによると、MSCは11日、州政府に書簡を送り、以上の方針を通知した。MSCは当初、高品質な鉄鉱石を輸入し、同量の国産鉄鉱石を輸出することを提案していた。
MSCのSudhir Mittal財務主任は以上の消息を確認するとともに、6ヶ月以内にプロジェクトを離陸させたい意向を表明した。上記のプロジェクトを遂行するには年間2000万トンの鉄鉱石を必要とし、MSCは州政府からChiria鉱山へのアクセスを認められている。しかしMSCは依然として高品質な鉄鉱石を輸入する方針と言う。
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