SEAnews 1995-10-21 ArtNo.3630

【クアラルンプル】今年初9カ月間に認可された台湾企業の投資プロジェクトは、92件、9億4670万Ｍドルと、同期間の国・地域別投資認可額で諸外国のトップに立った。
ラフィダ通産相が19日高雄で催されたビジネス会議で明らかにしたところによれば、1990年から今年9月までの累積でも台湾企業の投資プロジェクトは895件、162億Ｍドルと、やはり諸外国のトップの座を占めている。また1990年以来両国の往復貿易は104％拡大し、昨年は126億Ｍドルを記録した。マレーシアの昨年の台湾向け輸出は前年比18.1％増の46億Ｍドル、輸入は26.5％増の79億6000万Ｍドルに達し、台湾は日本、米国、シンガポールに次いで、マレーシアの第4の貿易相手国に浮上している。
一方、マレーシアは航空工業、先端的電子工業、バイオ産業、柔軟な製造業システム、電子光学、ソフトウェアー・エンジニアリング、代替エネルギー等のハイテク領域の投資を歓迎していると言う。(MBT,BT:10/20)