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	2005-09-12 ArtNo.36297 
	◆Bajaj Auto、売れ筋CT 100を段階的に販売停止 
	【ムンバイ】地元二輪/三輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は、同社最大の売れ筋バイク、CT 100を段階的に市場から撤収する計画だ。 
  ビジネス・スタンダードが9月9日BALオフィシャルの言として報じたところによると、同社はCT 100をリメークし、別商標で販売することを検討している。エントリー・レベルの100ccバイク、CT 100は月間約7万5000台販売されている。同カテゴリーのプレミアム・モデル、CT 100 Deluxeは整形を施した後、Discoverモデルとして販売される。CT 100はPulsarとともに、BALの一大ヒット作で、両モデルにより同社はインド・モーターサイクル市場の主要プレーヤーとしての地位を再構築した。同オフィシャルによれば、リメークし別商標で販売する目的は、顧客により良好なバリューを提供することにある。撤収は5~6ヶ月で完了すると言う。BALはこれ以前にBoxerを市場から引き上げたが、同モデルは月間4000台ほど販売されていた。 
  BALはステップスルー、Bajaj M80およびM50モデルの販売も段階的に停止する計画だ。これら2モデルの需要は下降している上、排ガス基準を満たさぬ2ストローク・エンジンを採用している。 
  ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9日伝えたところによると、大部分のモーターサイクル・メーカーはインプット・コストの上昇と値下げや割引によりマージンの低下を経験しており、CT100等のロー・エンド・セグメントが売上げ全体の60%以上を占めるBALにとってはなおさらである。しかしRahul Bajaj会長はPTI通信に対して「値下げ競争をしかけるものがあるなら、何時でも応じる」と語った。同会長によると、BALのマージンは14-15%で、依然良好なポジションを維持していると言う。 
  Rajiv Bajaj重役(CEO)がエコノミック・タイムズに語ったところによると、同社はディーラー網に再編を加えている。目下のところ各ディーラーは何でも販売しているが、これは決して生産的方法とは言えない。このためディーラー網を4段編成とし、専門化を図る。例えば『Probiking』ショールームはトップ・エンドのモデルのみを販売すると言う。Rajiv氏がビジネス・スタンダードに語ったところによると、最初のProbikingショップはBALが100%出資したが、他のProbikingショップもBALが完全所有するか、パートナーシップ方式を採用するかは、2、3ヶ月様子を見た上で決定すると言う。 
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