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2005-09-12 ArtNo.36290
◆電力省、国営商社通じ珪素鋼の一括大量輸入検討
【ムンバイ】珪素鋼の急騰で電力部門の改革が停頓していることを重く見た電力省は、国営商社Minerals and Metals Trading Corporation Ltd(MMTC)を通じ、複数の国際サプライヤーからCRGO(cold rolled grain-oriented)珪素被覆鋼(silicon lamination steel)を長期契約で大量輸入する可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月9日報じたところによると、Bharat Heavy Electricals Limited (BHEL)、Crompton Greaves、Alstom、EMCO、TELC等の大手変圧器メーカーの他、70~100社の中規模メーカーや約450社の小規模業者が、珪素鋼の急騰や、銅等その他のインプット・コストの上昇で深刻な打撃を受けている。またこれらの業者の電気機器値上げにより、中央・地方電力部門の改革が停頓している。
電力省は予想される一連の新電力プロジェクトに伴いCRGOスチールの国内需要が今後一段と拡大するものと見、鉄鋼省とCRGO珪素鋼の製造施設をインド国内に設ける可能性も協議している。
消息筋によるとCRGOスチールのトン当たり価格は2004年7月の8万2815ルピーから2005年2月の12万1000ルピーに上昇した。また2003年7月の価格を基準にすると46%以上の値上がりになる。インド電気・電子製造業者協会(IEEMA:Indian Electrical and Electronics Manufacturers Association)のS Ramaswamy会頭によると、2005年1-6月の間だけでトン当たり価格は2000米ドルから3500米ドルに上昇した。ハイグレードCRGO価格は1年前のトン当たり1200米ドルから現在の同4500米ドルに、ロー・グレードのそれも700米ドルから4000米ドルにジャンプした。
僅か7~8社の国際サプライヤーが緊密に提携、CRGOスチールの国際市場を支配していることも、急騰の一因と見られる。CRGOスチールの世界生産は年間130万トンと見積もられる。インド国内の年間消費量は10万トン前後だが、IEEMAのSunil Moore事務局長は「5年内に2倍に拡大する」と予想した。同氏によると、IEEMAは日本、ドイツ、ロシアのCRGOメーカー代表と会談、ドイツの指導的メーカーとも接触したが、さしたる成果は上がっていない。変圧器メーカーらは、電力部門公益事業会社に、納入契約の価格条項に見直しを加えるよう求めていると言う。
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