【スラト】Essar Power Ltd(EPL)は、グジャラート州Haziraに1500MW(メガワット)のガス発電所を設ける計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月7日伝えたところによると、Essar GroupのShashi Ruia会長とEPL幹部は先週金曜ハジラで催されたEssar Steel Ltd(ESL)の冷間圧延施設開所式の席上、以上の消息を語った。それによると発電施設はハジラのSuvali村に設けられ、投資額は4000クロー(US$9.19億)と見積もられる。中央政府から優先プロジェクトとして認定され、金融アレンジも完了した。しかしグジャラート州政府による土地の配分が遅れている。
自己資本は1200クロー(US$2.756億)。2800クロー(US$6.43億)の借入額の内、1700クロー(US$3.90億)の融資承認を既に取り付けている。Power Finance Corporationが500クロー、Rural Electrification Corporationが750クロー、Central Bank of India/Syndicate Bank/State Bank of India/State Bank of Indoreが600クローを融資する。Essarは他の金融機関と残りの借款交渉を進めている。
第1期分の750MWは2年で完成、残りの750MWの建設もその後12ヶ月で完了する。発電した電力はPower Trading Corporation(PTC)に売却する。EPLはPTCと既に関係協定を締結、またGujarat State Petrochemicals Corporationとガス購入契約も結でいる。
新発電所が全面的に稼働すれば、EPLの発電能力は2300MWに達する。EPLはハジラに515MW発電施設を設け、300MWをグジャラート電力局(GEB)に、残りをESLに販売している。EPLはやはりハジラに750クローを投じ355MWの発電施設を建設中で、こちらは2006年9月までに稼働する予定だ。第1期分の100MWの発電施設は2005年5月に稼働したと言う。