2005-09-09 ArtNo.36281
◆Wipro、インフラ・アウトソーシング市場開拓に注力
【ニューデリー】Wipro Technologies Ltd(WTL)は、カルナタカ州Bangaloreに統合国際指令センター(CGCC:centralised global command centre)を設けるとともに、積極的な投資を行い、2000億米ドルと見積もられる国際インフラストラクチャー・アウトソーシング市場を開拓する。
ビジネス・スタンダードが9月7日報じたところによると、WTLのG K Prasanna副社長(インフラストラクチャー・サービス・ビジネス担当)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、CGCCは数週間以内にオープンする。現在同社の8000人のスタッフがインフラストラクチャー・アウトソーシング・ビジネスに携わっており、内2500人が国際顧客に奉仕している。
インフラストラクチャー・マネージメント市場は、EDS、IBM、Accenture等の多国籍大手プレーヤーに独占されており、インド・ベンダーは小さなシェアを占めているに過ぎない。WTLの同ビジネス収入は9500万米ドルと、過去5年間に85%の複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)をマークしたものの、世界市場におけるシェアは微々たるものと言う。
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