2005-09-09 ArtNo.36276
◆ヤンマー、International Tractorsに15%出資
【ニューデリー】ヤンマーはインド第5位のトラクター・メーカー、International Tractors Ltd(ITL)の少数権益買収を図っている。
エコノミック・タイムズが9月8日伝えたところによると、ヤンマーはITLの戦略的投資パートナーを務め、ITLを通じてそのトラクターをインド市場に投入、またITLをソーシング・ハブにする計画と見られる。確認は得られないが、ヤンマーはSonalika商標トラクター・メーカーの13~15%の権益買収を図っているもようで、取引の額は150クロー(US$3445万)を超えるものと予想される。
ITLのL D Mittal会長は以上の消息に関してコメントを控えた。しかし消息筋によると、Ernst & Youngが同取引のアドバイザーを務めているようだ。
現在、プロモーターのMittal一族がITLの支配権益を保持している他、プライベート・エクイティー・ファンドのCVCが少数権益を握っている。日本企業がインド・トラクター市場に進出を図るのは初めてのこと。
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