2005-09-09 ArtNo.36273
◆Tata Steel、ジャールカンド州政府と新鉄鋼プラント覚書
【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は8日、ジャールカンド州政府と同州ManoharpurおよびChandil地区に4万2000クロー(US$96.463億)を投じて年産1200万トンの鉄鋼プラントを設ける覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが9月9日伝えたところによると、TSLはまたジャールカンド州Jamshedpurの既存プラントに1万1000クロー(US$25.26億)を投じ、年産能力を500万トンから1000万トンに拡張する。この日Ranchiの首席大臣公邸でArjun Munda首席大臣とTata Sons LtdのRatan Tata会長立ち会いの下、州政府のP.P. Sharma総務次長とTSLのB. Muthuraman重役(MD)が関係覚書に調印した。
新鉄鋼プラントは2段階に分けて建設され、第1期分の年産600万トンのプラントは法手続が完了後36~54ヶ月で完成する。同プロジェクトには鉄鉱石の採掘、石炭を含むその他の原料のソーシング、ロジスティクス・リンケージ等も含まれる。
Jamshedpurの既存プラントも2段階に分けて拡張され、第1期分では年産700万トンの設備が追加される。現在進められている拡張計画は2008年までに完了する。
この日、州政府とTSLは人的資源の開発に関わる2つの協力覚書も交換した。
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