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2005-09-07 ArtNo.36268
◆取締役の追加指名巡りONGC会長と石油相の対立過熱
【ニューデリー】Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)のSubir Raha会長兼MDとMani Shankar Aiyar石油天然ガス相の対立は、VK Sibal炭化水素資源総監(DGH:director general of hydrocarbons)を含む取締役2人の追加指名を巡り益々抜き差しならない状況に陥っている。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが9月6日報じたところによると、Raha会長は「石油・ガス上流部門監督機関のトップが、石油・ガス探査開発会社の取締役を兼務すれば、職権混淆が生じ、『公共企業取締役の指名は2人まで』と言う政府の政策にも反する」と、新取締役の受け入れを拒んでいる。
これに対して石油天然ガス省は、Raha会長との正面衝突を回避するため、VK Sibal取締役の指名を取り消すことも検討しているようだが、Sibal氏自身は「取締役の指名は大統領権限に基づくもので、大統領命令を拒否するに等しい」とし、自ら辞職する考えのないことを明らかにした。同氏はさらに、「ONGC取締役会における身分はテクニカル・アドバイザーであり、レギュレーターではない」とし、同氏にレギュレーターとしての権限が付与されるとすれば、同氏が取締役会の一席を占めることはないと語った。Sibal氏はまた既に取締役に指名された自分には、何も告げず、株価操作のためかえってマスコミに新ガス田発見のニュースを漏らした行為は、インド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)規則にも違反していると厳しく非難した。
石油天然ガス省筋によると、Raha会長はAiyar石油相に宛てた書簡の中で、「仮に政府を代表する取締役が年次総会の席で、2人の取締役を追加する決議案を提出するなら自分は会長を辞任する」との意向を表明した。ONGCに74%出資する政府の代表により提出された決議は当然可決されるが、政府は9月21日の年次総会をそのような対決の場にすることは望んでいないと言う。
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