2005-09-07 ArtNo.36267
◆ONGC、Krishna Godavariで新ガス田発見
【ムンバイ】これまでKrishna Godavari海盆における実りない探査活動を続けて来た国営Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は、KG 98/2ブロックで終に大型ガス田を掘り当てた。
エコノミック・タイムズが9月2日、業界筋の消息として伝えたところによると、水面下660mの鉱脈の厚さは60mに及ぶ。
ONGCは昨年、Cairn Indiaから1億3500万米ドルでKG 98/2ブロックの90%の権益を買い取った。Cairnは依然として10%の権益を保持している。
同ガス田は、米国の掘削会社Transoceanの『Discoverer Seven Seas』リグにより1日、発見された。ONGCは追って公式発表を行うものと見られる。ONGCは2年前にハイリスク・ハイリターンのドリリング・プログラム『Sagar Samridhi(海の幸)』の下に同リグをリースしたが、批評家は「Sagar Samridhiプログラムはドリリング会社にのみ幸(Samridhi)をもたらした」と酷評していた。
業界アナリストは、ガス田の埋蔵量を確認するには、さらに複数の試掘井を掘る必要があるが、ペイ・ゾーン(pay zone)が60mと言うことは、有望ガス田と言えると指摘した。深海掘削計画の入札価格は3557クロー(US$8.17億)で、ONGCは『Discoverer Seven Seas』の賃貸料として1日33万6906米ドルをTransoceanに支払っていると言う。
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