【ニューデリー】地元トラクター/多用途車大手Mahindra & Mahindra(M&M)は中国最大の二輪車メーカー、Chongqing Lifan Motorcycle Manufacture Co(CLMMC:重慶力帆)と手を組みヒンドゥーの祝日Diwali(11/1)前後にインド市場に100ccと125ccのモーターサイクルを投入するもようで、やはり同時期にインド二輪車市場復帰を目指すスズキと熾烈な競争を展開するものと予想される。
インディアン・エクスプレスが9月6日、業界筋の消息として伝えたところによると、M&MとCLMMCはインド車両検査協会(ARAI:Automotive Research Association of India)にモーターサイクル2モデルの型式認定を申請した。しかしM&MのAlan Durante社長(自動車部門)は以上の消息について肯定も否定もすることを避けた。
スズキはハリヤナ州Manesarに既に年間キャパシティー10万台の工場を設けている。これに対してM&M/CLMMCチームは年間7万台程度の販売を目指しているもようだ。
CLMMCはM&Mが全国に展開する150ディーラー網を梃子に、市場開拓を図る計画と見られるが、スズキは当面40~50ディーラーでスタートする。M&M/CLMMCチームは、M&Mがアンドラプラデシュ州Zaheerabadに設けた工場を製造拠点にするものと見られる。