SEAnews 2005-09-05 ArtNo.36251

【ニューデリー】HCL Infosystems Ltd、Infosys Technologies Ltd、Tata Consultancy Services Ltd(TCS)は、市場調査会社International Data Corporation (IDC)が実施した『DQ-IDC Best Employer』サーベイによりインド情報技術(IT)産業界のトップ雇用主にランクされた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが9月3日報じたところによると、サーベイはこの他、Wipro、National Institute of Information Technology(NIIT)、IBM、Sun Microsystems等をトップ20社にランクしている。
ＩＤＣの新聞発表によると、Infosysのブランド・エクイティーは揺るぎなく、4年連続して『Company of Dreams』の座を守った。目を見張らせたのは、HCLの急浮上で、同社の従業員満足度は劇的に改善、最高のファイブ・スターの評価を獲得した。
今回の調査ではHexaware TechnologiesとMahindra British Telecomが新たにトップ20社に仲間入りした。この他、Cadence、RMSI、Induslogicと言った比較的小規模なＩＴ企業が、大手とベスト・プラクティスを競い合い健闘した。
従業員を満足させる要因は1に『成長』2に『成長』で、小規模企業が全般的満足度で比較的高得点をマークしたのに対し、人事政策の充実に関わらず、大手企業は苦戦を強いられたと言う。