SEAnews 2005-09-05 ArtNo.36249

【ニューデリー】Bharti Tele-Ventures Limited(BTVL)は今会計年度(2005-06)、10州における固定電話と広帯域サービス網の構築に1500クロー(US$3.445億)を投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが9月3日、BTVLのRajan Mittal重役(MD補)の言を引用し報じたところによると、Airtelブランドの電話サービスを手掛ける同社は目下10サークル、66都市において固定広帯域サービス契約者100万人強を擁するが、Chandigarh／Mumbai／Ahmedabad／Hyderabad／Pune／Agra／Cochin／Puneを含む新たに14都市にサービス網を拡張、2007年3月までに固定電話サービス契約者数を250万人に拡大することを目指している。1500クローの投資額中800～900クローは新進出都市におけるネットーワークの構築に、残りの700クローは既存ネットワークのアップグレードに充当する。これにより固定電話網に対する過去7年来の累積投資は3500クロー(US$8.04億)に達する。
固定電話サービス会社は一般にCDMAベースのワイヤレス・サービスを同時に提供しているが、ＢＴＶＬはこれまでこの種のサービスを手掛けて来なかった。しかし固定電話サービス顧客の伸びが鈍化する中で、同社もコーラー・バック・リングトーン、ローミング、エアテル・ライブ・サービス、ボイス・メール・サービス等、疑似移動体通信サービスに乗り出した。BTVLはまた電話／ケーブルＴＶ／高速インターネット・アクセスを同時に提供するトリプル・プレー・サービスを準備している。BTVLはこれまでに4万ルート・キロの光ファイバー・ケーブルを敷設したが、毎年さらに5000キロづつ増設している。
この他、BTVLはインドとパキスタンを結ぶ地上電話ケーブルの敷設を計画、政府の認可を待っていると言う。