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2005-09-05 ArtNo.36243
◆地元鉄鋼各社、トン当たり500-1000ルピー値上げ
【ニューデリー】国際価格の底入れと国内需要の拡大に支えられ、インド国内の鉄鋼価格は過去3ヶ月の下降局面を抜け出し、再度上昇に転じた。地元の総合鉄鋼メーカー各社は9月1日、一斉にトン当たり500~1000ルピー(2.5-3%)の値上げを発表した。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが9月2日伝えたところによると、国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)、民間のTata Steel Ltd(TSL)、Essar Steel、Ispat Industries Ltd(IIL)、JSW Steel Ltdは、ベンチマークと見なされている熱間圧延(HR)コイルのトン当たり価格を500~700ルピー引き上げた。この結果、TSLのHRコイルのトン当たり平均価格は2万2000ルピーに、IILのそれは2万2500ルピーに上昇した。TSLスポークスマンによると長期契約価格は今回の値上げの影響を受けない。JSWの上げ幅は2~3.5%で、HRコイル価格は約2万2000ルピーに500-600米ドルアップ、亜鉛メッキ鋼は同3万ルピーに1000ルピー上昇した。過去3ヶ月トン当たり価格を毎月1500~6000ルピー下方修正して来たSAILもHRコイル価格を500ルピー引き上げた。亜鉛メッキ鋼の輸出を手掛けるUttam Galva Steels Ltdは亜鉛メッキ鋼と冷間圧延鋼のトン当たり価格を2000~3000ルピー引き上げた。
業界筋は、国際価格はトン当たり67~70米ドル上昇していると指摘した。HRコイルのトン当たり国際価格は40米ドルほど上昇、460米ドル(FOB)前後になっている。
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