2005-08-31 ArtNo.36224
◆中央電力監督委員会、中国企業に電力事業投資呼び掛け
【北京】このほど北京を訪れた中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)のAshok Basu会長は、中国企業に送電やハイエンド発電事業領域への投資を呼び掛けた。
エコノミック・タイムズが8月28日報じたところによると、中国国家電力監督管理委員会(Electricity Regulatory Commission of China)の柴松岳主席の招きに応じ、3人のメンバーから成る代表チームを率いて中国を訪れたBasu会長は、ともに途上国のインドと中国は電力市場の価格メカニズムや監督制度に関して相互に学びあうことができると指摘した。それによると、柴松岳主席に率いられる中国代表団が昨年10月にインドを訪れた際には、電力部門の抱える問題や改革に関して意見を交換したが、今回の第2ラウンドの会談を通じて、インドの3倍の規模を有する中国の発電/送電市場に関する理解を深めることができた。インドは500MWのシングル・パワー・プラント・モデルを採用しているが、中国は900MWのシングル・パワー・プラント・モデルを採用している。インド市場は極めて透明で世界が注目している。中国はインドをハイエンド発電事業の投資地と見なすべきであり、インドは中国企業が競争入札を通じて送電領域に投資するのを歓迎すると言う。
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