2005-08-31 ArtNo.36213
◆Tata Steel、600万トン鉄鋼事業で新日鐵と協力覚書
【バンガロール】Tata Steel Ltd(TSL)はオリッサ州Jajpur県Kalinganagarに年産600万トンの鉄鋼プラントを設ける計画で、新日本製鐵と提携、覚書を交換した。
デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月30日報じたところによると、同覚書の下、新日鐵はTSLに最適な設備計画と配置に関する技術支援を提供する。TSLのB Muthuraman重役は、新日鐵をパートナーに選んだ理由について「世界最良の鉄鋼技術を保持しているため」と説明、新日鐵の嶋宏常務取締役(MD)は、「インドで最も経験に富んだトップ・スチール・テクノロジー会社と提携できるのは喜ばしいこと」と挨拶した。
TSLは、1990年代後半および2000年代初に100万トンおよび240万トン拡張計画、Jamshedpur工場の冷間圧延施設の建設等に際して新日鐵と提携した前歴を有する。
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