【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府はHyderabadにＢＯＴ(build, operate and transfer)方式により市電(metro-rail system)を建設するため、関係方面に国際入札意向書(EOI:expressions of interest)と資格審査要請書(RFQ:Request For Qualification)の提出を求めた。
ビジネス・スタンダードが8月25日報じたところによると、アンドラプラデシュ州政府のKoneru Ranga Rao自治部長はこのほど以上の発表を行った。それによると、第1期計画ではMiyapur- Chaitanyapuri間26キロ、Secunderabad- Falaknuma間13キロ、Tarnaka- Hitec city間20キロの3ルート、合計59キロが建設され、見積もりコストは6366クロー(US$14.62億)。ＥＯＩおよびＲＦＱの提出期限は2005年9月31日。入札審査は2006年3月までの完了を目指す。プロジェクトの完成期限は4年。中央政府は『viability gap funding(実行能力不足補填基金)』スキームの下、プロジェクト・コストの20％を補助することを認めている。
州政府は既存道路の中央部に高架方式の鉄道を敷設する方針を決めた。アンダー・メトロレール方式にするか、モノレール方式にするかは乗客やその他の要因を配慮し決定する。都市行政課の調査によれば、市内の延べ700万回の人的移動の内40％に相当する280万回が公共輸送手段を利用しており、これは理想的レベルの70％を下回る。市中心街は市全体の10％を占めるに過ぎないが、人口の60％、雇用の70％が集中しており、こうした要因は予定されるルートの市電計画の助けになると言う。