2005-08-26 ArtNo.36185
◆Panasonic、マーケッティング流通網強化に注力:会長
【ムンバイ】松下電器はPanasonicのインドにおけるマーケッティングおよびディストリビューション網を強化する計画で、またフラット・スクリーン・テレビジョン(TV)セグメントに注目している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月25日報じたところによると、24日催されたインド日本情報通信技術閣僚級会議(India-Japan ICT Ministerial Forum)の会場で、松下電器の森下洋一会長は同紙に以上の計画を語った。それによると、マーケッティングの強化を完了した後、TVおよび家電製品の製造業務への投資を考える。戦略の要はハイエンド技術を駆使した製品を紹介し、ブランド・イメージを強化すること。世界的に最も急成長を遂げるインド市場は、パナソニックに大きな役割を演じる舞台を提供する。一方、パナソニックはその製品ラインを通じ、インド国民の生活の質改善に貢献できる。
パナソニックは、環境に優しい製品、例えば省エネ洗濯機や省エネ冷蔵庫をインドに紹介することを計画しており、これにより消費者は家電製品を使用することに伴う高額な電気料の支払いから解放される。この種の製品は日本や欧米で好評を博している。しかし何時紹介するかは決めておらず、市場の受け入れ準備が整うのを待っている。
また地元ソフトウェア企業と提携し、モバイル・アプリケーションを開発、ブームを呼ぶセル式電話市場を開拓することも検討していると言う。
|