【ティルバナンタプラム】全国中期天気予報センター(NCMRWF:National Centre for Medium Range Weather Forecasting)によると、インド北部と西北部の雨期は先細りし、向こう4～5日間は一部の地域に局地的な降雨が予想されるに過ぎない。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月22日、NCMRWFの最新予報を引用し報じたところによれば、東部と中部、取り分けオリッサ州／西ベンガル州／ジャールカンド州／ウッタルプラデシュ州東部／マドヤプラデシュ州東部／チャッティースガル州／北東部諸州(アルナチャルプラデシュ州を除く)では同期間に広範な地域で降雨と、部分的な豪雨が予想される。またビハール州／グジャラート州Konkan／ゴア州／グジャラート州／マハラシュトラ州Vidarbha／カルナタカ州／アンドラプラデシュ州Telangana／アンドラプラデシュ州臨海の広範な地域には分散的降雨が、マドヤプラデシュ州／マハラシュトラ州Marathwada／アンドラプラデシュ州Rayalaseema／ケララ州には局地的降雨が予想される。
東部と北東部の小気象管区(Meteorological sub-divisions)は、雨期の初めには不十分(deficient:通常の降雨量を20－60％下回る)もしくは欠乏(scanty:例年平均を60以上下回る)と報告されていたが、8月10日現在のこれらの地域の降雨量パーセンテージ(通常の降雨量との比較)は次のようになっている。アンドラプラデシュ州－22％、ビハール州－23％、アッサム州－24％、メガラヤ州－24％、ナガランド州－41％、マニプル州－41％、ミゾラム州－41％、トリプラ州－41％、ジャールカンド州－43％。また南部のタミールナド州も－23％と、新たに不十分地域に加えられた。