2005-08-24 ArtNo.36178
◆Tata Steel、Jamshedpur土地リース更新契約に調印
【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は20日、ジャールカンド州政府と、同州Jamshedpurの64平方キロの土地のリース更新契約を結んだ。
エコノミック・タイムズ、ヒインドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが8月20/21/22日、TSLの発表を引用し報じたところによると、これ以前の土地リース契約は1995年12月31日に期限が切れたが、州政府はTSLの契約更新申請をこれまでペンディングして来た。今回結ばれた更新契約の期限は従って1996年1月から30年間で、契約条件はこれ以前のものと同じ。
TSLと州政府は同時に貧困ライン以下(BPL:below the poverty line)の州民のための健康保険スキームに関する覚書を交換した。BPL世帯メンバーに医療サービスを提供する同スキームのコストは125クロー(US$2871万)と見積もられ、TSLと州政府が折半する。スキームの期間は30年で、TSLの年間負担額は25クロー(US$574万)になる。
Tata SonsのRatan Tata会長は調印式後記者会見し、「リース契約更新を巡り、グループは州政府に対して今後100年以上にわたり、州政府と手を携えて州民に就業機会を提供、その生活改善に尽くすことを約束した」と語った。それによるとリース更新問題が決着せぬため、TSLは同州における投資計画をスローダウンせざるを得なかった。このため、タタ・グループは州民の職業技術取得と就業を支援するプログラムを実行し、その種の計画に投資することを約束した。今や問題は解決したため、タタ・グループはジャールカンド州における投資を積極化すると言う。
|